CI · VI開発
企業の理念を、視覚言語へ。ID INC.は、戦略と美学の両面から、長く愛され続けるCI · VI・ロゴを設計します。ひとつのシンボルに、企業の哲学と未来への意志を宿すこと。それが、私たちが向き合う仕事です。
Philosophy
CI · VI開発に込める私たちの考え
ロゴやCI · VIは、美しいグラフィックを作ることではありません。企業の存在理由を凝縮し、長い時間をかけて育てていく資産です。ID INC.が大切にしている3つの考え方をご紹介します。
ロゴは、企業の"最短の自己紹介"
名刺を交わす瞬間、Webサイトを開いた一秒、看板を見上げた視線の先。ロゴは、企業が誰かに出会う最初の場所で、最初に語りかける言葉です。だからこそ、そこには企業の本質が宿っていなければなりません。美しさだけでも、奇抜さだけでもなく、「この会社は何者か」を最短で伝える記号であること。私たちはそう考えてロゴと向き合います。
美しさの裏には、戦略と意味がある
優れたロゴやVIは、ひと目見て美しいだけでなく、なぜその形なのか、なぜその色なのかを語れるものです。ID INC.は、すべてのビジュアル要素に戦略的な根拠を与えます。競合分析から導かれたポジショニング、経営者の想い、業界の文脈——これらを踏まえた上で、最もふさわしい形を選び取る。見た目の完成度は、設計の深さと比例すると信じています。
完成品ではなく、育つ資産としての設計
ロゴは納品された瞬間に完成するのではなく、10年、20年と使い続けられることで育ちます。時代が変わり、事業が成長しても、変わらずに機能するデザインであること。多様な媒体、様々なサイズ、異なる文脈で使われても一貫性を保てること。ID INC.は、納品後の長い旅路を見据えてVIを設計します。
Service
制作領域と成果物
プロジェクトの規模や目的に応じて、必要な範囲を組み合わせてご提案します。ロゴ単体のリニューアルから、総合的なCI開発まで柔軟に対応します。
ロゴデザイン
ブランドの象徴となるロゴを、戦略と美学の両面から開発します。
- シンボルマーク開発
- ロゴタイプ(ワードマーク)開発
- シンボル+ロゴタイプの組み合わせパターン
- モノクロ版・反転版・小サイズ版の展開
- AI・EPS・SVG・PNG等の納品データ
VIシステム
ロゴを起点に、ブランド全体の視覚言語を設計します。
- ブランドカラー(メイン・サブ・機能色)の規定
- タイポグラフィシステム(和文・欧文)の選定
- グラフィックエレメント・パターン開発
- フォトディレクション・イラストトーン規定
- レイアウトシステム・余白ルール
CIガイドライン・ブランドブック
策定したVIを正しく運用するためのドキュメントを整備します。
- ロゴ使用規定(最小サイズ・アイソレーション・禁止表現)
- カラー・フォント使用規定
- トーン&マナー、ライティングガイド
- ブランドストーリー・理念の記載
- PDF・印刷物・branding.bzでのオンライン配信
名刺・封筒・各種アプリケーション展開
VIを具体的な制作物に展開します。
- 名刺・封筒・レターヘッド
- 社印・スタンプ類
- 社員証・ユニフォーム
- 各種サイン計画(入り口・受付・社内)
- プレゼンテーションテンプレート
Cases
制作事例
それぞれのプロジェクトには、異なる背景と問いがあります。ID INC.が手がけたCI · VI開発の中から、特に印象的な4つの事例を物語とともにご紹介します。

JLWリブランディング
- 背 景
- テクノロジー企業としての進化を遂げた同社は、既存ロゴのまま事業を展開し続けることに限界を感じていました。しかし、長年の取引先や顧客に愛されてきたブランド資産を、安易に捨てることもできない。
- 考 え
- 「変える」ではなく「育てる」という姿勢でアプローチしました。旧ロゴの幾何学的な骨格を残しながら、現代的な比率とミニマルな線質へと洗練。企業が持つ「確かな価値を提供する」という姿勢を、形の強さで表現しました。
- 仕上げ
- 新旧の連続性を保ちつつ、テクノロジー企業にふさわしい先進性を宿したロゴが誕生。既存顧客からの信頼を損なわず、新たな市場への進出を後押しするVIとなりました。

branding.bz(自社SaaSのロゴ)
- 背 景
- ブランディングを民主化するSaaSプロダクト「branding.bz」。企業ブランディング事業で15年培った知見を、より多くの企業が使える形にするための自社プロダクトです。
- 考 え
- SaaSであることの親しみやすさと、ブランディング会社が作るプロダクトならではの思想性。その両方を一つのロゴに宿すことが課題でした。幾何学的な形とソフトな曲線を組み合わせ、"テクノロジーと思想の両立"を視覚化しました。
- 仕上げ
- 軽やかで親しみやすく、しかしブランディングの本質への敬意を感じさせるロゴとVI。プロダクトの世界観を体現し、新規ユーザーへの入り口として機能するデザインとなりました。

RITZ SUMMIT 2023(イベントVI)
- 背 景
- リッツメディカルの年次カンファレンス。「個性」と「輝き」をテーマに、参加者の一体感と多様性を同時に表現するVIが求められました。
- 考 え
- ひとつのロゴでは表しきれない"集合のきらめき"を、可変するパターンシステムで表現。同じ骨格の上で個別性が宿る、拡張可能なVI設計に挑戦しました。
- 仕上げ
- ステージバナー、配布資料、映像、サイン、デジタル——すべての接点で一貫性を保ちながら、それぞれの場所で異なる輝きを放つVI。イベント全体に統一感と躍動感を生み出しました。

inq(起業向けVI)
- 背 景
- 起業家を支援する新しいサービスブランド。「息吹」と「温もり」という二つの言葉をキーコンセプトに、これから歩み出す人々に寄り添うVIが必要でした。
- 考 え
- 硬さよりも柔らかさ、完成よりも成長のニュアンス。起業という挑戦に伴走するブランドとして、人の手のぬくもりを感じる有機的な形を模索しました。
- 仕上げ
- 曲線を基調とした温かみのあるロゴと、穏やかな色彩のVI。起業の一歩を踏み出す人々に「大丈夫、あなたに寄り添う」と語りかけるブランドが生まれました。
Craft
ID INC.の強み・クラフト
事例の背後には、ID INC.ならではの制作体制と技術があります。戦略から運用まで一貫した思考を持ち、デザインを長く機能させるための基盤を整えること。それが私たちのクラフトです。
戦略から視覚言語までの一貫設計
CI · VIの本当の価値は、戦略と表現が分断されないことから生まれます。ID INC.は、ブランド戦略の設計からロゴ・カラー・タイポグラフィといった視覚要素の開発まで、すべてを同じチームが担当します。戦略を立てる人とデザインする人が分かれていないからこそ、意図がブレずに形になる。その連続性が、長く使える強いブランドの基盤を作ります。
AIによるコンセプト探索の高速化
ロゴやVIの開発では、方向性の模索に最も時間を要します。ID INC.はAIを活用し、競合分析・参照事例の収集・初期コンセプトのバリエーション生成を高速化。機械的に可能性を広げたうえで、人の感性で最適解を選び取る。この分業によって、磨き込みや対話に時間を投資できるようになり、結果としてデザインの完成度が高まります。
長期運用を見据えたガイドライン整備
ロゴは作って終わりではなく、10年・20年と使い続けるものです。ID INC.は納品時に詳細なブランドガイドラインを整備し、社内の誰が運用しても一貫したビジュアルを保てる状態を作ります。branding.bzを活用したオンライン共有で、外部パートナーや新入社員への展開もスムーズ。ブランドが組織の成長とともに育っていく仕組みまでを設計します。