ハニカムを「集合」のモチーフに、自社運営によるコワーキングスペース事業への挑戦
Branding
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Wording
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Graphic
Web / Apps
Marketing
Operational Assist
Manual
2011年の東日本大震災によって「つながり」「コミュニティ」の価値の重要性をあらためて認識した私たちは、当時、国内に入って間もないコワーキングという考え方に注目しました。翌2012年、自由な働き方と魅力的な出会いを生み出すという想いのもと、東京・渋谷の公園通りに面したビルに、シェアオフィス「Connecting The Dots」を初出店。自社運営の挑戦をスタートさせました。
Features
課題
運営からブランディング展開まで、すべてを自社で
当時主流だったのは、レンタルオフィスに代表されるように、場所を切り分けするスタイルのサービス。それに対して重視したのは、起業した方々が集うことで付加価値を高めていく考え方。店舗運営はもちろん、企画設計、販促ツール、スタッフの教育に活用するマニュアルにいたるすべてを自社で手がけ、ありきたりな既存のスタイルと差別化を図るため、ブランディングをシームレスに展開していきました。
提案
オフィスをシェアし、ともに働くことのメリットを
共働は “Synergism=相互作用” とも訳されるとおり、オフィスシェアによるメリットを最大化するため、顔と名前が一致する関係性が築けるよう、程よい規模感のオフィスを設計。光熱費や事務機器の共有効果によって、リーズナブルかつ好立地にオフィスを構えられるだけでなく、たくさんの人々との自然なつながりとモチベーションを育み、交流や協業へと発展していきます。
成果
登録利用者数8,000名超、利用者数は延べ10万人
「たくさんの人と出会って。つながって。新しいことが生まれる。」という言葉をスローガンに、2012~2021年というわずか9年間で、登録利用者数は8,000名を超え、利用者数は延べ約10万人までに拡大。フリーランスクリエイターの拠点から企業のセカンドオフィスまで、さまざまな人々が、さまざまなスタイルで自由に集える空間として、広く認知されていきました。