成長意欲と知的好奇心を刺激する、速読スクールのブランド再構築
1993年以降、毎年司法試験の最終合格者を輩出している、クリエイト速読スクール(CSS)は、読書速度だけでなく総合的な情報処理能力の向上を目指す速読スクールです。ブランドイメージの全面的な刷新を図るこのプロジェクトでは、スクールロゴから始まり、ワーディング、VIデザイン、名刺、ウェブサイト、販促物類まで、速読の新たな可能性を示す洗練されたビジュアルアイデンティティを構築しました。
Features
課題
リサーチを後押しするようなブランドデザインを設計したい
スクールでは、優れた教育成果にも関わらず、活字中心の情報設計のために、潜在顧客のリサーチ意欲を引き出せていませんでした。また、スクールロゴやワーディングの統一がなされておらず、既存のブランドイメージが、新しい顧客層に響くような魅力を欠いている状況でした。
提案
レッスンの「感動」をデザインする
リブランディングにより生まれた新しいロゴデザインは、レッスンを通じて得られる「言葉とイメージの連想」「朧げなものがはっきりと読み取れる」などの効果をアハ体験として象徴しています。鮮やかな青のブランドカラーは集中力と心の安定を促進し、これらの要素の組み合わせが、受講生を内側から動機づけ、ブランドへの魅力を高めることを目指しました。
成果
リブランディングと共に、新たなステージへ
今回のリブランディングは、受講生からの肯定的な反応を呼び、コミュニケーションの新たな基点ともなっています。更に、スクール代表の世代交代も重なったことで、新しい時代への一歩を象徴し、スクールの知名度と受講意欲の向上に大きく寄与しました。