街並みに溶け込みながら、淡い光に包まれるアパレル企業のオフィスデザイン
Wording
Interior
Graphic
Web / Apps
メンズ・レディースのファッションブランドを複数運営し、アパレル製品の販売を行っている企業「SEETHELIGHT」。従業員の増加や事業拡大によるオフィス増床のため、内装デザインの依頼をいただきました。合わせて、企業理念の細部の見直しやウェブサイトや名刺のデザインにもつながるコンセプト提案も行っています。
Features
課題
製品管理の問題とオフィスには不向きな路面店の設え
アパレル企業ならではの悩みとして、膨大な商品やサンプルの管理が、業務効率にも関わる一つの課題でした。さらに、増床するフロアが1階の元店舗ということもあり、エアコンやトイレなどの水廻りもないフルスケルトン状態。フロアのほぼ全てがガラスによって丸見えの状態でした。
提案
街並みに溶け込みながら、淡い光に包まれるオフィス空間に
旧店舗で使用された全面ガラス張りの入り口を、そのまま活かすことで、訪問者だけでなく、通りを歩く人たちにも、開放的なイメージを与えられるようにデザインしました。そして、ガラス張りの会議室や入り口付近に広いスペースを設けることで、街並みと一体化できる空間を演出しています。また、他のガラス面には光拡散フィルムを貼り、プライバシーを保ちつつ柔らかな光をオフィス空間内部に引き込むよう設計しました。
成果
見られる意識と開放感がオフィスにもたらす好循環
オープン空間は訪れる人々にクリエイティブなインスピレーションを与えるだけでなく、製品の撮影、新商品の発表会やフリーマーケットの開催などでも活用されるようになりました。そして、普通のオフィスにはない「見られる」良い緊張感は、清潔なオフィスを維持し、効率的な働き方につながっています。