鵠沼のヴィンテージハウスから再生した、地元に根付くオーガニックレストラン
Branding
Concept Make
Interior
Movie / Photo
Graphic
Web / Apps
老夫婦が長年住んでこられた大切な一軒家。そんなヴィンテージハウスのバトンを受け継いだ新しいオーナーの夢は、「有機野菜を中心に健康的で美味しい料理のおもてなしで、お客様から愛されるレストラン」への再生でした。ところが、立地は住宅街の中心で飲食ビジネスには不向きなエリア。そんな課題を前に、オーナーと私たちはビジネスコンセプトの根底から見つめていく歩みをはじめました。
Features
課題
周囲の環境に配慮しながら、唯一無二の個性を目指して
古くから暮らす地域住民と観光客とが交差する町「鵠沼」。そんな賑わいのある地でも、住宅地での飲食ビジネスとなると、さまざまな配慮が必要です。内装や販促ツールなど、周囲の環境への敬意と調和を意識しながら、同時に唯一無二の個性を表現するクリエイティブを目指す必要がありました。
提案
素材を活かして、ナチュラルなデザイントーンで包み込む
まるでシェフがもてなすフレンチのように、立派な建物という元々の素材を活かすために、シンプルでナチュラルなデザイントーンで包みました。一方で、フードコーディネーターを監修に立て、有機野菜を食卓の主役にそえたキービジュアルを考案。販促ツールには、手書き風ロゴやイラストをちりばめるなど、風合いのあるブランディングを展開していきました。
成果
マルシェも開催。家族連れも訪れる人気店に
ヴィンテージハウスから生まれ変わったレストランは、若者や家族連れなど幅広い世代から気兼ねなく利用できる店として支持を獲得。シェフの確かな技術で厳選された食材を味わえる料理はたちまち話題となり、オープン直後からメディアに取り上げられるほど注目の店に。定期的に開催されるマルシェの評判も手伝って、健康志向の高い地域住民から観光客まで、さまざまな客層から愛される店として、人気を高めています。