ブランド体験を拡張する「東日本エリアの新フラッグシップ」へ
Interior
眼科医療機器の専門商社であるリィツメディカル株式会社の、品川営業所移転プロジェクトにおいて、ID株式会社はオフィス内装デザインと空間コンセプト設計を担当しました。新たな品川営業所は東日本エリアのフラッグシップ拠点として計画され、執務・在庫管理・会議・イベントの機能を一体で支える重要なハブとなる場所です。私たちは、用途の異なる空間が自然につながるレイアウトと、来訪者にも社員にも心地よいブランド体験を提供する空間づくりを目指しました。
Features
課題
複合機能を担う“拠点の質”向上とブランド体験の必要性
品川営業所は、営業活動・在庫管理・機器の出荷準備・会議・研修・イベントなど、多様な業務を1つの拠点で完結させる必要がありました。機能が増える一方で、それぞれが分断されやすく、業務効率や来訪者動線に課題が存在。また、エリアの拠点としてふさわしい、統一されたブランドイメージの表現も求められていました。
提案
“働く・集まる・迎える”をシームレスに統合する空間デザイン
執務エリアと在庫管理スペースは視線と動線が自然に連続するよう設計し、日々の作業が滞りなく進む環境を整備しました。また、会議や研修、イベントなど、多様な用途に対応できる可変性の高いミーティングエリアを計画し、状況に応じて空間の表情を柔軟に変えられるようにしました。さらに、清潔感と信頼性を基調とした色彩や素材を選定し、リィツメディカルのブランド価値を空間に投影することで、来訪者が自然と安心感を抱く環境を実現しました。
成果
業務効率を高めながら、ブランドの価値を空間で可視化
フリースペースは研修やイベントの開催に活用され、社員のスキル向上に貢献しています。入り口のソファスペースは、来客や社員に快適な空間を提供し、オフィス全体の雰囲気が向上しました。また、オンラインミーティングや集中作業に最適な集中ブースも完備しており、静かな環境で効率的に業務を進めることができます。
