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2025. 10. 06

UI / UXデザインに強いおすすめ会社12選:選び方や注意点と合わせて解説

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UI / UXデザインに強いおすすめ会社12選:選び方や注意点と合わせて解説

多様化するデジタル施策の中で、ユーザー体験の質を左右するのがUI / UXデザインに強い会社の選定です。昨今、企業のWebサイトやアプリは「使いやすさ」「分かりやすさ」「感情的な満足感」など、単なる見た目の刷新だけでは競争力を保てません。特に中小企業やスタートアップでは、ユーザーの視点を徹底的に分析し、戦略的に設計されたUXが成果を左右します。そこで重要になるのが「豊富な実績」「業界・規模への適合」「透明性のある料金体系」「柔軟なサポート」を総合的に比較し、自社に最適なパートナーを選ぶことです。本記事では、UI / UXデザインに強いおすすめ会社の特徴、選び方のポイント、実績比較、失敗しない依頼方法まで解説します。

この記事で分かること

  • UI / UXデザイン会社の選び方と比較ポイント
  • おすすめ12社の特徴・実績
  • 依頼時の注意点と事前準備のコツ

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UI / UXデザイン会社の選び方

Webやアプリのリニューアル、UI / UX改善、UXデザイン会社の選定で「どこを選べばいいのか分からない」と悩んでいませんか?UI / UXデザイン会社選びは、今や中小企業やスタートアップでも「成果につながる投資」として最優先事項になっています。

この章では、選定時に外せない基本ポイントと具体的なチェック方法について、以下4つに分けて整理します。

  • 実績・ポートフォリオを確認する
  • 自社の業界・規模に合うか
  • 料金体系とサポート内容
  • 外注可能な業務範囲

選び方① 実績・ポートフォリオを確認する

結論として、実績やポートフォリオの確認はUI / UXデザイン会社選びで最も重要なステップです。理由は明確で、会社の理念や担当者の説明だけでは、どんな成果物を作り上げてきたかが分からないからです。
特に自社のWebやアプリのリニューアルの場合、「過去にどんな課題を解決し、どのようなユーザー体験を実現したのか」を具体的に把握することが、選定の安心材料となります。

ここで確認すべきポイントは3つあります。

実績事例が自社と同じ業界や規模に近いか
プロジェクトごとにどんなユーザー課題へアプローチし、どんな成果を生み出したか
ビフォーアフターやKPIの数値改善など「具体的な変化」を示す資料があるか

さらに、実績一覧だけでなく、プロジェクトの進行方法やクライアントからの評価、第三者からの受賞歴・レビューなどがあれば、信頼性はより高まります。UI / UXの「美しさ」だけではなく、実際に「ユーザー体験がどう良くなったのか」という観点もチェックすると良いでしょう。
見た目重視で選ぶと、使い勝手や事業成果につながらないケースも少なくありません。

実績チェックの際には、担当予定者に「自社の課題と似た案件を経験しているか」「その時どのように課題解決を進めたか」を質問してみましょう。課題への再現性がある会社ほど、提案内容の実効性や信頼度が高くなります。

選び方② 自社の業界・規模に合うか

UI / UXデザイン会社を選ぶ際に必ず確認すべきなのが、「その会社が自社の業界や規模に対応できるかどうか」です。大手企業向けのノウハウや、スタートアップ・中小企業向けの柔軟な対応力は、それぞれ特徴が大きく異なります。自社に合わない会社を選んでしまうと、予算面やコミュニケーション面でミスマッチが生じることが多いです。

まず注目したいのは、デザイン会社のこれまでの取引実績です。
たとえば、製造業や医療、SaaS、ECなど、自社と同じ業界や業種のWeb・アプリ案件があるかを確認しましょう。業界特有の法規制や顧客心理を理解している会社は、要件定義やUI / UX設計の段階で「ズレ」が生まれにくくなります。

また、会社の対応可能なプロジェクト規模も重要です。
大手企業向けの大型案件ばかり実績がある会社は、少人数体制のスタートアップや限られた予算の中小企業には、コストや提案の粒度が合わない場合も多いです。逆に、スタートアップや小規模事業者に強い会社は、スピード感や柔軟な仕様変更への対応力に長けています。

自社と同じ業界の経験があるか
プロジェクトの規模感が自社に合っているか
導入支援や定着支援など、その後のサポート体制があるか

この3つを実績ページや打ち合わせの中でチェックしていきましょう。さらに、担当者に「自社と同じような規模・フェーズの企業とどんな進め方をしたか」も具体的に聞きましょう。相性の良いパートナーを選ぶことで、コミュニケーションコストや余計な調整も減り、プロジェクト全体のスムーズな進行につながります。

選び方③ 料金体系とサポート内容

UI / UXデザイン会社を選ぶ際に、料金体系とサポート内容の確認も欠かせません。「料金の分かりやすさ」と「どこまでサポートしてくれるか」は、発注後の満足度を大きく左右します。予算を超える追加費用や、期待したサポートが得られないといったトラブルも起きやすいポイントです。

まず、料金体系についてです。UI / UXデザイン会社の料金は、大きく分けて「固定費型」「成果報酬型」「月額サポート型」などがあります。見積書やWebページで、下記の内容が明確になっているかをチェックしましょう。

オプション費用や追加料金の発生条件が分かりやすい
プロジェクト開始から納品までの総額(税込)と内訳が記載されている
どの業務範囲までが標準対応か

また、サポート内容も非常に重要です。デザイン納品で終わりではなく、「導入後の運用支援」「改善提案」「A/Bテストの設計」などが含まれているかで、効果の持続性が変わってきます。中には、デザインデータの納品だけでサポートが終了する会社もあるため、運用中に発生するトラブル対応や、小さな仕様変更へのフォロー体制まで必ず確認しましょう。

サポートの期間や対応範囲は明確か
社内説明資料や活用マニュアルの提供があるか
オンラインでの相談や定例ミーティングが料金内に含まれているか

会社ごとに料金体系・サポート範囲は大きく異なります。必ず見積時に複数社を比較し、自社の希望条件と照らし合わせて検討しましょう。
見積書や契約前の打ち合わせで「自社が必要とするサポート内容が、料金に含まれているか」を細かく質問し、万が一の想定外を防ぐ姿勢が重要です。

選び方④ 外注可能な業務範囲

UI / UXデザイン会社を選ぶ際は、「どこまでの業務を外注できるか」を事前に把握することが失敗を防ぐポイントです。UI / UXデザインと一口に言っても、その業務範囲は会社によって大きく異なります。戦略設計から、画面設計、プロトタイピング、実装ディレクション、ユーザーテスト、運用改善まで、一貫対応できる会社もあれば、特定の領域だけに特化している会社もあります。

まず、依頼したい業務範囲を社内で整理しましょう。そのうえで、候補会社がどの工程をカバーできるのかを下記表のように比較するのが有効です。

業務工程戦略設計画面設計(UI)UXリサーチプロトタイピング実装ディレクションユーザーテスト運用・改善支援
会社A××
会社B×××
会社C

このように業務範囲を見える化して比較することで、自社が「どこまで外注したいか」「どの範囲まで任せられる会社が最適か」を判断しやすくなります。

業務範囲が広い会社は、一気通貫で対応できる分、コミュニケーションがシンプルで品質の一貫性も保ちやすいメリットがあります。ただし、特定領域だけ外注したい場合は、その工程に強い会社を選ぶことでコストやスピード面で有利になる場合もあります。

業務範囲のすり合わせは、プロジェクト開始前に必ず実施しましょう。要件が曖昧なまま進行すると、追加費用や納期遅延などのリスクにつながります。初回の打ち合わせや見積依頼時に「どこまで外注したいか」「どの工程が自社で担えるか」を整理して伝えることが、スムーズなプロジェクト運営の近道です。

UI / UXデザインに強いおすすめ会社12選

「UI / UXデザインを本格的に強化したい」「どの会社が自社に合うのか分からない」 そんな方のために、ここでは国内で特に実績と信頼のあるUI / UXデザイン会社を厳選してご紹介します。
各社の得意領域や強み、実績、サポート体制を比較しながら、自社に最適なパートナー選びの参考としてぜひご活用ください。

このセクションで紹介する会社一覧

  • ID株式会社
  • フェンリル株式会社
  • 株式会社ニジボックス
  • 株式会社グッドパッチ
  • 株式会社ARCHECO(アルチェコ)
  • 株式会社THE GUILD
  • 株式会社モンスターラボ
  • えそら合同会社
  • 株式会社アイスリーデザイン
  • 株式会社日本テレビアート
  • アクセンチュア株式会社
  • 株式会社PIVOT

ID株式会社

引用元:ID株式会社

ID株式会社は、企業ブランディングを基軸に「一気通貫型」のUI / UXデザインを強みとする会社です。2015年設立以降、カプセルホテルやコワーキングスペース、医療機器商社、物流企業など、多様な業界の課題解決に取り組んできました。特徴的なのは、単なる見た目の改善だけでなく、ブランド戦略やユーザー体験設計まで「経営課題」から伴走する姿勢です。

例えば、カプセルホテルのリブランディング案件では、Webサイト・チェックイン端末・空間デザインまで一貫してUI / UXを最適化し、集客力や認知度の向上につなげています。さらに、従業員の意識改革や社内コミュニケーション活性化も実現しています。
「小規模事業のWebリニューアル」「スタートアップの新規サービス設計」など、限られた予算でも「効果重視」のプロジェクト進行が特徴です。

ブランディング×UI / UXを一括支援
業種・事業フェーズを問わず柔軟に対応
Webサイト、アプリ、オフィスや店舗空間まで幅広い実績

打ち合わせからデザイン、システム開発までワンストップで依頼できるため、「社内リソースが限られている」「プロジェクトを一元管理したい」企業には特におすすめです。問い合わせ・初回相談は公式Webサイトから受付中です。

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社は、UI / UXデザインとアプリ開発で国内トップクラスの実績を持つ企業です。特にスマートフォンアプリや大規模WebサービスのUI / UX設計を得意としており、これまで600社以上、800本以上のアプリを手掛けてきました。デザインと開発を一体化した体制により、「使いやすさ」と「美しさ」を両立したプロダクトを生み出しています。

特徴は、ユーザーリサーチからプロトタイピング、設計・開発、リリース後の改善までワンストップで対応できる点です。また、クライアントごとのビジネスゴールや業界特性を深くヒアリングし、その上で最適なUI / UXを設計するため、銀行・保険・メディア・ECなど幅広い業種で選ばれています。

豊富なスマートフォンアプリ開発実績
リサーチ・設計・開発・改善を一貫支援
大手企業のDX推進や新規事業立ち上げにも強い

初めてUI / UXプロジェクトを社内で推進する方や、品質・安心感を重視したい企業に適しています。サポートやメンテナンス体制も充実しており、長期的なパートナーシップを築きたい場合にもおすすめです。

株式会社ニジボックス

株式会社ニジボックスは、UI / UXデザインとプロダクト開発に強みを持つクリエイティブカンパニーです。リクルートグループが展開する一社として、多数の新規Webサービスやアプリの立ち上げ支援を行ってきた実績があります。ユーザーリサーチ、要件定義、UI / UX設計からプロトタイプ制作、運用改善までワンストップで対応できる点が大きな特徴です。

特徴は、UXリサーチやユーザビリティテストを重視し、ユーザー中心の設計プロセスを徹底していることです。特に「サービスが伸び悩んでいる」「UI / UX改善による成果を数値で示したい」といった企業から高い評価を受けています。大規模なプラットフォームからスタートアップまで、幅広いニーズに応えられる柔軟性も強みです。

UXリサーチとユーザビリティテストに強み
新規事業立ち上げ・既存サービス改善どちらも対応
リクルートグループならではのノウハウと実績

社内にUXデザインの知見がなくても、プロジェクト進行から実装まで伴走支援が可能です。「ユーザー満足度の最大化」や「KPI改善」を重視する担当者には特におすすめです。

株式会社グッドパッチ

株式会社グッドパッチは、国内有数のUI / UXデザインに特化したデザイン会社です。企業のデジタルプロダクト(Webサービス、スマートフォンアプリなど)のUI / UX設計から、ブランド体験全体のデザイン戦略まで一貫して対応できる点が大きな特徴です。
グッドパッチは「課題発見」と「共創」を重視し、顧客企業のプロジェクトチームと一体となってプロダクトを磨き上げていく伴走型のアプローチを採用しています。

これまで大手企業の新規事業から、成長中のスタートアップまで多様なプロジェクトで実績を積み重ねています。デザインワークショップやプロトタイピング、ユーザーインタビュー、カスタマージャーニー設計など、プロセス全体において「ユーザー視点」を徹底しています。

顧客チームと伴走しながら進める共創型デザイン
課題発見・仮説検証・UI / UX改善を一貫支援
スタートアップから大手企業まで幅広い導入実績

「社内にUI / UX専門人材がいない」「サービス開発をゼロから伴走してほしい」という課題を持つ企業や、戦略立案から実装までトータルサポートを希望する担当者に適しています。

株式会社ARCHECO

引用元:株式会社ARCHECO

株式会社ARCHECOは、デジタルプロダクトのUI / UXデザインとコンサルティングに強みを持つ会社です。戦略フェーズから実装ディレクションまで一気通貫で支援できる体制が整っており、「事業成長につながるUXデザイン」を重視したプロジェクト進行が特徴です。

特に注目すべきは、UXリサーチやユーザーインサイトの抽出に力を入れている点です。ユーザー調査やワークショップを活用して、潜在的な課題やニーズを掘り下げ、ビジネスとユーザー両面から最適なUI / UX設計を行います。
大手IT・通信・金融領域だけでなく、スタートアップや地方自治体、公共プロジェクトでも多数の支援実績があります。

UXリサーチとビジネス視点の両立
要件定義からプロトタイピング、UI / UX改善まで対応
公共・行政案件や地域プロジェクトにも強い

「ただのデザイン制作ではなく、戦略的なUI / UX改善や事業成長まで見据えたサポートを受けたい」という担当者や、社内にリサーチや設計リソースが足りない場合におすすめです。

株式会社THE GUILD

引用元:株式会社THE GUILD

株式会社THE GUILDは、国内外で活躍するデザイナーやエンジニアが集まる「プロフェッショナル・ネットワーク型」のUI / UXデザイン会社です。日本のスタートアップや大手IT企業を中心に、数々のプロダクト開発・サービス改善プロジェクトを手掛けてきました。特に「デザイン×テクノロジー×ビジネス」の三位一体によるアプローチが強みです。

THE GUILDの大きな特徴は、各分野のトップクリエイターがプロジェクトごとにチームを組み、課題解決に最適な体制を柔軟に構築できる点です。UI / UXデザインの本質的な価値を重視しつつ、ビジネス成長や新規事業の立ち上げにも深くコミットします。

プロフェッショナルネットワークによる専門チーム体制
スタートアップから大手まで幅広い開発・改善実績
戦略立案、UI / UX設計、実装ディレクションまで対応

「トップレベルの専門家によるUI / UXデザイン」「新規サービス立ち上げに最適なチーム編成」を求める企業や、自社で内製化を進めたい場合にも相談しやすい会社です。

株式会社モンスターラボ

株式会社モンスターラボは、世界各国に拠点を持ち、グローバルな開発体制と豊富なUI / UXデザインの実績を誇る企業です。Webサービスやアプリの新規開発・リニューアルをはじめ、デジタル戦略の立案からUI / UX設計、開発・運用までワンストップで対応しています。

強みは、多様な業種・多言語・多文化に対応できるプロジェクト推進力と、ユーザーリサーチやサービスデザインワークショップによる「体験価値の最大化」です。日本市場のみならず、海外進出を見据えた設計や、多拠点協働による短納期・大規模開発にも強みがあります。

グローバル開発体制と多様な業界実績
UI / UXデザインから実装・運用までワンストップ対応
海外市場や多言語プロダクトにも柔軟に対応

「海外展開を見据えてUI / UXを設計したい」「スピード重視で開発・運用まで任せたい」企業や、ITリテラシーが高い組織で伴走支援を求める場合におすすめです。

えそら合同会社

引用元:えそら合同会社

えそら合同会社は、ユーザー体験を徹底的に重視したUI / UXデザインに特化した会社です。小規模チームながら、企画・設計からプロトタイピング、ユーザーテスト、UIデザインまで一貫して提供できる柔軟な体制が特徴です。
「サービスの初期段階からUXを見直したい」「社内に専門人材がいない」といったスタートアップや中小企業に選ばれています。

特徴は、実際のユーザー行動や心理に基づく「本質的な使いやすさ」を追求する姿勢です。必要に応じて、ペルソナ設計やユーザーストーリー作成、定性・定量リサーチも実施。デザインの美しさと実用性を両立させたUI / UX改善が得意です。

ユーザーリサーチ・プロトタイピング重視の設計プロセス
スタートアップ・中小企業向けの柔軟なサポート体制
小回りの利く少数精鋭チームによる迅速な対応

「初めてのUI / UX改善プロジェクト」「小規模でコストパフォーマンス重視」の担当者や、ヒアリングから運用フォローまで細やかに寄り添ってほしい場合に最適です。

株式会社アイスリーデザイン

株式会社アイスリーデザインは、WebサービスやアプリのUI / UXデザインに特化した会社です。国内外の大手企業やスタートアップなど、幅広い業界で数多くの導入実績を誇ります。
強みは、徹底したユーザー視点のリサーチと、現場の業務プロセスに寄り添った設計力にあります。初回ヒアリングからユーザーテスト、プロトタイピング、実装ディレクションまで、各工程を「課題解決型」で進めていきます。

また、最新のデザインツールや手法を取り入れるだけでなく、クライアントのビジネスモデルや運用体制に合わせて最適なサポートを提案します。
UI / UXデザインの品質だけでなく、社内への説明資料や経営層への提案書作成サポートまできめ細やかな対応が可能です。

ユーザーリサーチ重視のUI / UX設計プロセス
初回ヒアリングから納品後サポートまで一気通貫
大手企業からスタートアップまで幅広い導入実績

「自社の課題に合わせたUI / UX改善」「社内提案や意思決定のサポートが欲しい」担当者や、現場で本当に「使いやすい」サービスを実現したい場合におすすめです。

株式会社日本テレビアート

株式会社日本テレビアートは、テレビ番組や広告、Webコンテンツのデザイン制作に長年の実績を持つクリエイティブ企業です。近年は、放送業界で培った「視聴者目線」と「高い表現力」を活かしたUI / UXデザイン分野にも注力。メディア系Webサイト、公式アプリ、プロモーション特設サイトなど多彩なプロジェクトで成果をあげています。

大きな強みは、「感覚的に分かりやすく、かつ印象に残るUI / UX設計」です。テレビや映像分野で磨かれたクリエイティブ力をデジタル領域に応用し、エンターテイメント性やストーリーテリング要素を組み込んだデザイン提案が可能です。
また、ブランドイメージや世界観の一貫性にもこだわり、視覚だけでなく「体験」としての価値を高める設計を徹底しています。

放送・メディアで培った表現力とUI / UXデザインを融合
エンタメ系サービス、キャンペーンサイトに強み
企業のブランド価値を高めるビジュアル設計

「ブランドやサービスの世界観をしっかり伝えたい」「エンタメ要素やストーリー性を重視したUI / UX改善をしたい」担当者におすすめです。

アクセンチュア株式会社

アクセンチュア株式会社は、グローバル規模で事業を展開する総合コンサルティングファームとして、デジタル戦略・システム開発・UI / UXデザインなど幅広い分野を手掛けています。2021年10月1日には、デジタルエージェンシーとして実績を持つ株式会社アイ・エム・ジェイ(IMJ)を吸収合併し、クリエイティブ力とテクノロジー、ビジネス戦略の三位一体体制を強化しています。

ユーザーリサーチやカスタマージャーニー設計、UI / UX設計から開発・グロース支援までワンストップで対応。大規模Webサイトやアプリ、オムニチャネル、DX推進まで、幅広い領域に対応しています。国内外の大手企業・自治体・グローバルプロジェクトに多数の導入実績があります。

世界最大級のコンサルティング体制でUI / UX改善を支援
戦略立案から設計・開発・運用までトータルサポート
DXやオムニチャネル化に強い提案・実行力

「デジタル戦略とUI / UX改善を同時に進めたい」「グローバル基準のプロジェクト体制を活用したい」担当者や、複数部門をまたぐ大規模案件・変革型プロジェクトを推進したい場合におすすめです。

株式会社PIVOT

引用元:株式会社PIVOT

株式会社PIVOTは、戦略立案からUI / UXデザイン、Web・アプリ開発、グロース支援まで一貫して提供できる会社です。特に、新規事業やスタートアップのプロダクト開発、既存サービスのリニューアル・改善で高い評価を受けています。
大きな特徴は、ユーザーインサイトの深堀りやペルソナ設計などUXリサーチを重視しつつ、開発チームと密に連携し、実装・運用まで伴走できることです。

デザイン性の高さだけでなく、「成果につながる体験設計」にこだわる姿勢が評価され、多様な業界・規模の企業で導入が進んでいます。ビジネスモデルやマーケティング戦略と一体となったUI / UX改善により、KPIやエンゲージメント向上、定着率改善など具体的な成果事例も豊富です。

新規事業・スタートアップ向けのスピード重視プロジェクトに強み
UXリサーチから開発・グロース支援まで一貫対応
Webサービス・アプリのリニューアルや改善実績が多数

「自社で新サービスの立ち上げやリニューアルを検討している」「プロダクトのKPIやユーザー定着率を向上させたい」と考える担当者や、スピード感のあるプロジェクト進行を求める場合におすすめです。

UI / UXデザインに強いおすすめ会社を選ぶ際の注意点

「どの会社も実績が豊富で迷ってしまう」「発注した後に後悔したくない」—— そんな不安を持つ担当者の方も多いはずです。ここでは、UI / UXデザイン会社を選ぶ時に見落としがちな注意点と、後悔しない発注のために必ず押さえておきたいポイント3つをご紹介します。

  • 外注範囲を決めておく
  • 課題や目的を明確にしておく
  • 契約・見積時の比較ポイントを整理しておく

注意点① 外注範囲を決めておく

UI / UXデザイン会社の選定で注意すべきなのは、「どこまで外注したいか」を社内で明確にすることです。本記事の冒頭でもご紹介したように、業務範囲を曖昧にしたまま会社を比較・発注すると、見積のズレや追加費用、納期の遅延など思わぬトラブルにつながる原因になります。

UI / UXデザインの外注範囲は会社ごとに大きく異なります。
戦略設計から、画面設計、プロトタイピング、ユーザーテスト、実装ディレクション、運用支援まで、すべてを一括で依頼できる会社もあれば、特定領域だけに強みを持つ会社もあります。
特に中小企業やスタートアップでは、社内のリソースや専門人材が限られているケースが多いため、「どの工程は自社で担い、どこを外部に頼むか」を細かく洗い出しておくことが重要です。

業務範囲を明確にしたうえで会社を比較すれば、以下のような効果が期待できます。

コミュニケーションコストの最小化
不要な追加コストの回避
プロジェクトの進行トラブル防止

まずは社内の関係者と相談し、最低限外注したい業務工程をリストアップしましょう。要件が固まっていない場合も、「どこまでなら自社で対応できるか」を可視化するだけで、会社選びが一気にスムーズになります。

注意点② 課題や目的を明確にしておく

UI / UXデザイン会社を選ぶうえで見落とされがちなのが、「プロジェクトの課題や目的を自社内で明確に言語化しておくこと」です。どれだけ実績のある会社でも、自社の現状やゴールが曖昧なままでは、最適な提案や成果につながりにくくなります。

たとえば、「Webサイトをリニューアルしたい」「アプリの使い勝手を改善したい」といった漠然とした要望だけでは、発注先も具体的な設計や見積を作りにくく、無駄なやり直しや追加費用の発生リスクが高まります。
「何を達成したいか」「どんなユーザー体験を目指したいか」を明確にすることで、会社側の提案力や対応力も引き出せるため、プロジェクトの成功確率が格段に上がります。

課題・目的の整理では、次のような視点で具体化してみてください。

既存サービスのどこに不満があるか、なぜUI / UXを改善したいのか
改善後にどんな成果(例:CVR向上、顧客満足度向上、離脱率低下など)を期待しているか
社内外のステークホルダーの合意をどこまで得ているか

このような課題・目的を社内で整理し、会社選定時に共有すれば、要件定義や設計フェーズの手戻りも減り、納期やコストの無駄を防げます。

社内向けの説明資料やRFP(提案依頼書)を簡単でもよいので作成し、会社との初回打ち合わせ時に「現状」と「理想像」を共有しましょう。

注意点③ 契約・見積時の比較ポイントを整理しておく

UI / UXデザイン会社を選定する際、契約・見積時の比較ポイントを事前に整理しておくことで、後悔のない選択ができます。発注後に「こんなはずではなかった」とならないよう、事前のチェックリストを用意しておくことが重要です。

契約・見積時の主な比較ポイントは下記の通りです。

料金の内訳(どの業務がいくらかかるかが明確になっているか)
サポート範囲(納品後のフォローや運用支援の有無)
修正対応・追加対応の条件(回数・範囲・追加費用など)
プロジェクトの進行体制・連絡方法(専任担当の有無、定例ミーティングの有無)
成果物の所有権やデータ納品条件(再利用・転用の可否)

料金や業務範囲が不明確なまま発注すると、後で追加費用や納期トラブルが発生しやすくなります。また、納品後のサポートがない場合、自社で対応できない部分が発生し、結果的に満足度が下がるケースも少なくありません。

必ず複数社から見積書や提案書を取り寄せ、上記の比較ポイントを表やリストにまとめて検討することをおすすめします。
また、契約条件や業務範囲について分からない点は、曖昧なまま契約せず事前に質問・確認することが大切です。

まとめ

UI / UXデザイン会社の選び方や、おすすめの12社、発注時の注意点について詳しく解説しました。UI / UXは単なる「見た目」だけでなく、ビジネス成果やユーザー満足度を大きく左右する重要な領域です。
実績や得意分野だけでなく、自社の業界・規模・目的に合った会社を比較検討し、業務範囲やサポート内容、契約条件なども丁寧にチェックすることが、失敗しないパートナー選びのコツです。

自社の課題や目標を具体的に言語化し、発注先と十分にすり合わせることで、期待通りのUI / UX改善やプロダクトの成長が実現しやすくなります。まずは本記事で紹介した「選び方」「おすすめ会社」「注意点」を参考に、自社に合うパートナー探しを始めてみてはいかがでしょうか。

どの会社を選べばよいか判断に迷った際や、社内向けの比較表や選定理由の資料作成、依頼内容の整理・要件定義の進め方で悩んだ際は、ぜひお気軽にご相談ください。

AIを活用した
スピーディなブランド開発なら
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