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2026. 02. 19

質感が空間をつくる ─ 「CRAFTMAN WALL」の示唆

Interior

質感が空間をつくる ─ 「CRAFTMAN WALL」の示唆

壁材はしばしば「背景」として扱われますが、ブランド体験をつくる空間では、面の質感こそが物語を支える重要な要素になります。特に、商業空間や公共空間のように人の滞在時間が長い場所では、視覚だけでなく触覚的な印象の積層が体験価値を左右します。

Nostamoが展開する壁材「CRAFTMAN WALL(クラフトマン・ウォール)」は、天然ムク化粧単板のリアルな木質感を基調に、アンティーク調の特殊加工を組み合わせることで、工業製品でありながらクラフトの温度を宿した質感を実現しています。加えて、この壁材が国土交通大臣認定の不燃認定材料である点は、設計の自由度を大きく広げてくれる要素です。

デザイン性と安全性を同時に満たすことは、現場ではしばしばトレードオフになりますが、CRAFTMAN WALLはその制約を最小限にし、質感の豊かさを諦めない選択肢として機能しています。クリエイターにとっては、素材表現の幅だけでなく、空間要件を満たしながら質感を起点に構成できるという意味で学びの多いプロダクトです。

ID INC.では、ブランド構築における概念設計・言語化・視覚翻訳のプロセスを進める際、触覚的な情報をどのようにブランド方針と結びつけるかを重視しています。壁材の選択は仕上げだけではなく、理念や世界観を空間へと転写する手段のひとつです。CRAFTMAN WALLのように質感と機能性が両立した素材は、ブランドのイメージを空間で体現するうえで新しい視点を提供してくれます。この発想は、空間領域に限らず、他のデザイン媒体にも応用できるものです。

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空間を構成する要素の中で、質感は最も語られにくい一方で、最も記憶に残る存在でもあります。CRAFTMAN WALLは、その質感を設計の中心に据えながら、安全性という現実的要件にも応えることで、ブランドを感じさせる空間づくりに新しい選択肢を提示しています。壁面を「仕上げる」ではなく「意味づける」視点へと移行することで、空間の体験価値はさらに深まっていくはずです。

「Nostamo」Webサイト
https://nostamo.com/

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