いきなりMVVは難しい?まずはミッションとスローガンから始めよう!

企業のブランディングにおいて、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)は非常に重要です。しかし、「いきなりMVVを考えろ」と言われると、多くの経営者や広報担当者が戸惑うのではないでしょうか?

この記事では、中小企業の経営者や人事広報担当者に向けて、ミッションとスローガンからブランディングを始める方法を詳しく解説します。

MVVとは?その重要性を理解しよう

企業ブランディングにおいて重要な概念であるMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)。まずは、その意味と役割を簡単に整理しておきましょう。

  • ミッション(Mission): 企業の中長期的な目的や使命。
    例:「私たちは〇〇を通じて、社会に貢献する」
  • ビジョン(Vision): 企業が目指す未来の理想像。
    例:「10年後、私たちは〇〇分野でトップ企業になる」
  • バリュー(Value): 行動や判断の基準となる価値観。
    例:「〇〇の精神を大切にし、誠実に行動する」

これらは、企業の進むべき方向や判断基準を明確にし、組織全体の軸をつくる上で不可欠な要素です。しかし、MVVすべてを一気に策定しようとすると、とても時間が掛かったり、現場に浸透しづらくなったりすることもあります。

まずは「ミッション」と「スローガン」を決める

ミッション:企業の“存在理由”を言語化する

ミッションは「企業が何のために存在するのか?」を明確にするものです。例えば、次のようなシンプルなミッションが考えられます。

スターバックス:「人々の心を豊かで活力あるものにするために、ひとりひとりの大切な時間に最高の一杯を提供する。」
Google:「世界中の情報を整理し、誰もがアクセスできて使えるようにする。」

ミッションを決める3つのポイント

  1. 具体的にする:「私たちは〇〇を提供することで、〇〇を実現する」という構造にすると分かりやすい。
  2. シンプルにまとめる:長くなりすぎると社員や顧客に伝わりにくくなる。
  3. ビジネスの延長上にある内容にする:例えば、飲食業なら「地元の食材を活かし、安心・安全な食を提供する」、IT企業なら「テクノロジーを通じて、誰もが快適に働ける環境を作る」といった形で設定するとよいでしょう。

スローガン:ブランドの“掛け声”を作る

スローガンは、企業やブランドの価値を簡潔に表現するキャッチフレーズ、掛け声のようなものです。チーム全員が共感し、行動の指針となるものが理想です。

例えば、誰もが知っているスローガンには以下のようなものがあります。

サントリー:「水と生きる」
日立グループ:「Inspire the Next」
ナイキ:「Just Do It」
マクドナルド:「I’m Lovin’ It」

スローガンを決める3つのポイント

  1. 短くて覚えやすいこと(理想は3〜5単語)
  2. 企業の個性が伝わること
  3. 行動を促すようなポジティブさ

例えば、スタートアップ企業が「Challenge & Change」をスローガンに掲げれば、挑戦と変革を大切にする文化が伝わります。

また、スローガンは社員のモチベーション向上にも貢献します。企業全体の方向性を定めるうえで、「目指すべき姿」を明確にする役割も持っているのです。

ミッションとスローガンから始めるメリット

「ミッションとスローガンを先に決める」ことで、以下のようなメリットがあります。

  1. ブランドの方向性をシンプルに定められる
    • MVV全体を策定する前に、まずは基本となる軸を作れる。
  2. 社員が共感しやすくなる
    • シンプルなミッションとスローガンは、社員全員が理解しやすく、行動につながりやすい。
  3. 社外へのメッセージが明確になる
    • スローガンがあれば、広告やSNSなどの発信に一貫性を持たせられる。

まとめ:小さな一歩が、ブランドを強くする

MVVの策定は確かに重要ですが、無理に一気に作り上げようとせず、まずは“ミッション”と“スローガン”という明快な言葉から始めることが、成功への第一歩です。

ミッションは企業の目的を示すもの → シンプルに、事業の延長線上で考える。
スローガンはブランドの掛け声 → 短く、覚えやすく、ポジティブに。

ミッションとスローガンをしっかり決めることで、ブランドの方向性が定まり、社内外に一貫したメッセージを発信できるようになります。

まずは小さな一歩から、強いブランドを作り上げましょう!

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